この記事の要点
NAD+は加齢とともに減少する「細胞の燃料」。113件の研究がその抗加齢効果を裏付けている。今回、NADを肌に届けるという発想のBIOHEAL BOH NADプリズセル™シリーズを日常のケアに取り入れてみた。
最近、「NAD+」というキーワードをよく見かけるようになりました。
NMNサプリの文脈で聞いたことがある方も多いと思いますが、実はスキンケアの世界でもNAD+が注目され始めています。気になって調べてみたら、2025年に発表された大規模な系統的レビューで113件もの研究が分析されていて、NAD+補充による抗加齢効果が報告されていました。
「これは面白いな」と思っていたところ、ちょうどBIOHEAL BOH(バイオヒールボ)からNADを肌に直接届けるというコンセプトの新シリーズが出ていたので、実際に取り入れてみました。
今回は、その背景にある研究と、使ってみた感想をまとめます。
NAD+とは何か?——研究が示す「細胞の燃料」の力
NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)は、すべての細胞に存在する補酵素です。エネルギー代謝、DNA修復、コラーゲン生成に関わっていて、いわば「細胞の燃料」。
ただし、この燃料は加齢とともに減少します。それが、肌のハリ・ツヤの低下につながっていると考えられています。
113件の研究を分析した系統的レビュー(2025年)
PRISMAガイドラインに従い、2010年〜2025年の113件の研究(33のヒト介入研究含む)を分析。NAD+補充が代謝・ミトコンドリア・炎症機能の改善に寄与する可能性が示されました。
コラーゲンI型の生成が有意に増加
2025年の研究で、NMN(NAD+の前駆体)を投与したヒト肌繊維芽細胞で、コラーゲンI型の有意な増加が報告されています。
動物実験でシワ形成の抑制を確認
10週間のNMN投与で、シワ形成の抑制、水分保持能力の向上、コラーゲン繊維密度の保持が確認されました。
こうしたデータを見ると、「NAD+を肌に届ける」という発想には、ちゃんと科学的な土台があるんだなと感じます。
取り入れてみたもの: BIOHEAL BOH NADプリズセル™シリーズ
で、実際に何を使っているかというと、韓国オリーブヤング発のBIOHEAL BOH(バイオヒールボ)が出している「NADプリズセル™」配合の2アイテムです。
このシリーズの特徴
- NADを独自のリポソーム技術(リポジェットデリバリー)でカプセル化し、肌への浸透性を向上
- 99%高純度のNADを約2,000個のマイクロカプセルに封入
- マトリックスコンプレックス(弾力サポート)、グルタチオン(抗酸化)、ナイアシンアミド(キメ・肌荒れ予防)、ペプチド、ヒアルロン酸、セラミドなどを配合
グロウパワーセラム(30mL / 3,300円)
みずみずしくて軽やか。オイルカプセルが入っているのに全然重くない。肌にのせるとすっとなじんで、乾燥しているときでもうるおう感じがあります。ツヤっぽい仕上がりが好みでした。
→ https://www.qoo10.jp/su/1461886990/Q192755966グロウブーストクリーム(50mL / 3,300円)
伸びが良くて、べたつかない。ハリ感とツヤ感がちゃんとあって、時間が経っても保湿が持続する印象。セラムの後に重ねると、うるおいが閉じ込められる感覚があります。
→ https://www.qoo10.jp/su/1461887017/Q192755966朝晩、化粧水のあとにセラム→クリームの順で使っています。2つ合わせても6,600円で約1ヶ月分なので、「細胞レベルのケア」としてはかなり始めやすい価格帯だと思います。
NAD+を「減らさない」生活習慣も大事
スキンケアで外側からNADを届けるのと同時に、「NAD+を無駄に消耗しない」習慣も意識しています。
NAD+は紫外線、ストレス、過度な飲酒で消耗が加速するそうなので——
- 日焼け止めをしっかり塗る
- 睡眠の質を意識する
- お酒を控えめにする
こうした基本的なことが、実はNAD+の節約にもつながっています。
まとめ
NAD+スキンケアは、正直まだ新しい分野です。でも、113件の研究がその可能性を裏付けているのは事実。
「細胞の燃料」を外側から補うという発想は面白いし、BIOHEAL BOHのNADプリズセル™シリーズは価格もテクスチャーも日常に取り入れやすかった。しばらく続けてみようと思います。
※効果には個人差があります
※本記事は情報提供を目的としており、医師の助言や治療に代わるものではありません。
出典
- NAD+ supplementation for anti-aging: A PRISMA-guided systematic review. (2025). Ageing Research Reviews.
- NMN Enhances Skin Barrier Function and Attenuates UV-B Photoaging in Mice. (2025). Antioxidants.
- Distinctive Gene Expression of Skin Fibroblasts to NMN. (2025). PubMed.
- Li et al. (2024). Novel Approach to Skin Anti-Aging: Boosting Pharmacological Effects of Exogenous NAD+. Int J Mol Sci.
- Nicotinamide: A Multifaceted Molecule in Skin Health. (2025). PMC.



